つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

イギリス人が日本の英語教育ついて思うこと

あー寒い。こたつから出られない。

わたしがこたつでウネウネしているといつも

You really love kotatsu. You’re like a hermit crab.
あんたはほんとにこたつが好きだね。ヤドカリか!

と言われるアラフォー女。

ヤドカリでもヤシガニでもなんでもいいけどこたつってほんと最高だよね。

 

ネイティブイングリッシュスピーカーである我がダーリン。

イギリス生まれのイギリス育ち、きれいなイギリス英語を話す。

日本にやってきてから10年以上たち、日本の英語教育を目にしたり、たまに触れることもある彼に、日本の英語教育についてどう思うか聞いてみた。

 

  

Q1. イギリス人は日本の英語教育についてどう思うのか?

 

A. クレイジー

 

…ハイ、終了。

 

 

彼曰く、テストテストテスト、の日本の英語教育はクレイジーとのこと。

そんなんで語学の習得ができるわきゃないだろう、と。

語学はアウトプットが大事。どうして口の練習をさせないのか、意味がわからないのだと言う。 

口の練習とは、会話の練習ということだ。何度も繰り返し英語を口にすることで、口が英語を覚える。

単語を何十回もノートに書いて覚える、というのも「手のトレーニングかな?」と思うらしい。

そういうやり方で点数をつけるから、英語が話せないことになるのだ、とイギリス人は述べる。

 

Q2. ではどうすれば英語が話せるようになると思うか?

 

A. 英語を話す親から生まれる。

 

あんた真剣に答える気あるのか!

ふざけんじゃないよ!もうちょっと夢とか希望とか与えなさいよ!

 

「それが無理なら留学だね」

「それも難しいなら、英語に触れる機会をたくさん作ること」

「友達を作るとか恋人を作るとか」

「生活から英語を切り離さないこと」

 

…うむ。一言目を放ったときはぶん殴ろうかと思ったけれど、まぁあとの答えはごもっとも。

生活とグッと密接させなければ語学習得は難しいということだ。

これは日本語を勉強しているイギリス人の意見。

 

Q3. 日本の英会話スクールについてどう思うか? 

 

A. Horrible.

 

…いろんなところに敵を作るのはやめなさい。

 

しかしながら彼がこう言うのには深いわけがある。

随分と昔のこと。彼は某英会話スクールで働いていたことがある。

そこでは、講師が生徒と仲良くなって、教材を買ってもらうように進めなさいという指導があったそう。

教材を買わせることはビジネスだからまだしも、その前の“生徒と仲良くなって”というところが彼はすごく嫌だったという。

それは自分に興味を持たせて、心を開かせたところで、教材を買ってもらうように勧める、ということ。

いやいやホストじゃないんだから。といったところか。

 

もちろん、すべての英会話スクールがそんなことをしているわけではないだろう。

自分にあった英会話スクールを探すことが大切である。

 

Q4. 英語に触れるために手っ取り早いのは?

 

A. オンライン英会話

 

以外や以外、オンライン英会話とな!

 

英会話スクールはとにかく高い。

週に1回1時間弱英語に触れたところで、正直ほとんど効果はないと思う。

家ですごく勉強している人は別だけど。

その点、オンライン英会話はとても画期的。安くて毎日できる。

この毎日できる、たくさんできるということがポイント

 

へー!!!イギリス人でもそう思うんだね!!

 

「それにフィリピン人の英語はすごくいいと思うよ。

英語はいろんな国の人が話しているから、いろんな国の英語で聞き取れるかどうかチェックするのもいいと思う」

 

 

まとめ

かくいうわたしもオンライン英会話をやっている。

わたしが登録しているのはネイティブキャンプ 。

nativecamp.net

 

彼はわたしに合わせてきれいな英語を使ってくれている(本人は否定するが絶対そうだと思う)。

それに彼はわたしの英語のレベルを知っているから、それに合わせた言葉をチョイスしているということもある。

だからすごく聞き取りやすいし、会話が成立している。

がしかし、彼とだけ会話が成立しても、それは英語を話せているということにはならない。

 

ネイティブキャンプ は実は彼と知り合う前からやっていたものだ。

途中中だるみした時もあり、その時に解約したものと思っていたら解約していなくてずっと会員だったことを3ヶ月前に知り、青ざめて再びやり始めた。

無駄に会費を払い続けていた…。

 

というわけで、今日は、とにかく英語に触れろ!!触れ続けろ!!触れまくれ!!!

というイギリス人からのメッセージを送ります!

(彼は育ちがいいのでもっと優しく言います)