つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

ときめきとは何か?

ときめきがほしい…と友人(アラフォー)から連絡があった。

さらには、ときめきがないと死ぬ、と言う。

 

いや、絶対に大丈夫だから!(真顔)

 

そもそもときめきとは何ぞや?

と尋ねると、ドキドキしたりきゅんとしたり、そういうことだと主張する。

いや、それは分からないでもないが、「そんな抽象的な理由を求めて結婚相手を探してたら、すぐ50になるで。すぐやから、まじで」

…とは、わたしの母(アラ還)の御言葉。

 

たしかに友人の言うドキドキを求めていたら、なかなかたいへんである。

というかやな、日々の生活でドキドキときゅんはもうそれ、心臓のなんかがどうかしてるから。
もっとゆったり暮らそう。生活とはずーっと続くものである。

 

しかしながら、かく言うわたしも、若かりし頃は人気者が好きだった。
明るくて社交的、おしゃべりが上手でともだちも多く、みんなに好かれる人。
どこを切り取っても、惹かれる要素ばかり。

そういう人と仲良くすることで、どこか優越感に浸っていたような気がする。
そしてたしかにドキドキしたし、楽しかった。

 

しかし、人気者と付き合うことは同時にストレスとも付き合わねばならなかった。

常に彼を好きになる女の子を気にしていたし、飲み会やイベントに誘われると、心配でたまらなかった。

元カノの存在も当然気になる。
その周りの友人たちがわたしを見る目も気になった。

 

結果、スーパー疲れてギブアップ

最終的に好きなのかどうかも分からなくなっていた。

 

 

話を冒頭に戻そう。
彼女は、最初の始まりは男の人からの多少の強引さが必要だと言う。
それがいわゆるときめきなのだと。

 

まぁ分からんでもない。

でも強引さって何だろうか。
壁ドンとか?いやあれってマジで恐怖でしかないよね、やられたことないけど。

男の人からデートの申し込みとか、男の人が告白するとか?
そりゃ魅力的やわな。

気の利いたレストラン予約してくれて、美味しいごはんおごってくれたりとか?
いいねいいね!たしかにきゅんとくるし、自分が女と自覚する。

安くて美味しくてガッツリ食べられる定食屋なんて以ての外か。

 

しかし!!

 

気の利いたレストランの知識が家庭内で発揮されるときっていつ?

 

必要なのはむしろ定食屋の知識…。

 

 

そういう分かりやすいときめきではなく、もっと素朴な、自分がリラックスできている!と感じるときこそがときめきなのではなかろうか。

細く長く続くような楽さを与えてくれること。

ときめきをそう変換しよ!今から!そう思い込も!!

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