つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

なんとなく日本人っぽいなと思うところ

久しぶりに乗った電車の駅員さんがものすごいイケメンで二度見した。

こんなイケメンがこんな田舎の電鉄に!(ひどい偏見)

スラリとした高身長、整った顔立ち。おそらく20代半ばくらいだろうか。

「切符を拝見してよろしいですか?」に、表だけでなく裏も見ていいし!なんならここに座っても…!と言いそうになったけど気持ちの悪いアラフォーだと思われたくないので自粛した。

 

 

そんなどうでもいい話はさておき。

イギリス人のダーリンに初めて会った時の第一印象は「こんな慎ましい人がいるなんて!」である。

 

でしゃばらず、威張らず、適度に愛想がよくて、あわてない。

一方わたしは、なんかついつい出しゃばってしまうし、偉そうにしてしまうし、ムッとしたら顔にでるし、常に遅刻ギリギリ。

これはただ単に性格に難ありという物件…!

 

とにかく彼はとても控えめな人だなと思った。

大きな声も出さないし、リアクションも大きくない。

恥ずかしそうな仕草や、褒めると照れるところも、ガイジンってそうじゃないでしょ!?(偏見)感がすごくあって、そこがよかった。

 

イェーイ!人類皆兄弟!パーティしようよ!

 

みたいな人だったら付き合ってない。

 

彼は人がたくさんいる輪の中が苦手で、人付き合いも得意ではない。

かと言って愛想が悪いわけではなく、引きこもっているわけでもない。友達もいる。

自然が好きで外に出かけたがるけど、家にこもってパソコンに向かう時もある。

 

…ちょうどいい塩梅!!(わたしにとって)

 

彼はよく

「知り合いの○○人の△△は声が大きくてよく喋るから苦手…」

とか、

「友達と行くスノボも楽しいけど、自分のペースで滑れないから、ひとりのほうが楽…」

とか言っている。

 

おとなしめの日本人か…!!

 

そういう感覚がわたしにとってものすごく心地よいのである。

 

 

わたしの両親に初めて会うとなったときのこと。

そのビッグイベントは、彼がわたしの地元を1週間旅している間に行われることになっていた。

と言っても別に結婚の挨拶とかそんなことではなく、挨拶して一緒にお茶でも飲もーという軽い感じだったのだが…。

 

滞在していたホテルで、

 

  • ヒゲはきれいに剃らないと!
  • 帽子は被らないほうがいいよね!
  • このシャツでいいかな?
  • トラウザーはこっちの方がいいね!
  • 手土産これで大丈夫?
  • 渡すのってどのタイミング?
  • 最初?最後?それとも途中?
  • 最初の挨拶ってはじめましてでいいの?

 

全部まとめてだいじょうぶ!!

そんな細かいことまったく気にしない親だから!!

 

と何度言っても聞いちゃいねぇ。

結果、土壇場でトラウザーが気に食わないと着替えはじめちょびっと遅刻。

そっちの方が問題や!

 

そんなわけで、日本人じゃない人と付き合っているという感覚がほぼないまま、今に至っている。

カノジョの親に会うというのは、万国共通で緊張するようだ。

がしかし、何せサンプル数が1しかないので真偽は定かではない…。