つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

フリーランスの掟

わたしは1年半ほど前からフリーランスとして仕事をしている。

引っ越した今は、以前から地元でやっていたクライアント様の仕事の中で、遠方でもできるものだけを細々とやっており、こちらで新規開拓はやっていない。

 

そもそも会社勤めを辞めたのは別にフリーランスになりたかったわけではなく、一旦リセットしたかったからであった。

リセット中、ただただぼんやりして過ごしていたのだが、知り合いの会社の方から「ぼーっとしてるんだったらコレやってくれない?」と言われて手伝ったことがきっかけで、あっちやこっちやに少しずつ仕事が増え、いつの間にかフリーランスになっていた、という感じ。

 

わたしの仕事はざっくりといえばクリエイティブ系。

パソコンとインターネット環境があればどうにかなるため、引っ越した今では今の仕事していてよかった!!と心底思っている。

 

会社員時代は、幾度となく、次転職することがあったら絶対この仕事はやらん!などと思っていたが、何事も続けていればいいことはあるものだ。

それにフリーランスとなった今では、何年会社勤めしたか、ということも大きなセールスポイントになるんだなと実感している。

早まって早く辞めないでよかったわい。

仕事自体はきついと感じることもあったが、何せゆるゆるとやらせてもらえる会社だったから、頬杖ついてたらある程度の年数経っていた。ありがたき幸せ!

もちろん会社は円満退社、辞めてからも繁忙期は外注として仕事を手伝っていた。

 

フリーランスになってからわたしが掲げた目標(ほんとはそんな大層なものじゃなく薄ぼんやりと心に思っている程度)は、都合のいい女になるということ。

  • 呼ばれたら行く。
  • 誘われたら断らない。
  • 時間がなくても行く。
  • ささいなことも引き受ける。
  • 淡々とこなす。
  • 怒らない。
  • ニコニコする。

 徹底してこれを行なった結果、仕事は少しずつ増えた。愛人バンザイ!

 

それからどんな小さな仕事も丁寧にやった。

この仕事を始めたばかりの人がやっても簡単にできるようなことでも、手を抜かずにきちんとやった。

当たり前のことだが、これがさらに仕事を呼ぶ。

直接的な取引先の人が適当の流し見していようが、どこかでそれを見ている人はいるのである。これは本当。

クライアント先の他の部署の人や、誰だか知らないどこかの会社の人がそれを見ることだってある。

現にそんな風にして思わぬところから声がかかったりもした。

 

 

フリーランスだから自由でいいね、と言われることが多々ある。

しかし実際はそんなことはない。フリーランスは大変である。

自分でスケジュールが決められるので、確かに好きな時に休みが取れるが、忘れることなかれ、休んでいる間は無収入ということを…!

休んで好きなことをすればするほど死活問題が近づく。

 

 

ただ、ダーリンとの関係が上手くいったことはわたしがフリーランスだったことも大きな要因である。

遠距離恋愛をしていたわたしたちは、一ヶ月に一度、1週間〜10日間くらい、主にわたしが彼のところへ行っていた。

こんな会い方ができるのも、わたしがフリーランスだったから。

こんなに休んでいたら会社員だったらクビである。

 

 

まぁなんでこんなことを書いているかというと、確定申告のため、ここ数日間フリーランスとしての自分としこたま向き合って白目向いていたから!

終わったー!うれしいー!!!