イギリス人の思う「日本人っぽいところ」とは?
欲しいものがあるときは、いろんな情報を集めて集めて集めまくって自分なりに納得をしたものを買う。
なので欲しいと思ってから買うまでにすごく時間がかかって、なんならいざ買おうとするとちょっと熱が冷めてくる時もあるくらい。
もはやなんのために調べたのか分からん。
なので、わたしってばちょっと何か買うってなるとまぁ時間がかかる人間だなーと思ってたのだけど、さらに上を行くイギリス人を自宅にて発見!!
ダーリンはそれはもう、朝な夕なに調べに調べ、調べまくってこれ以上情報ないですよ、ってインターネットが悲鳴あげるくらいに調べまくる。
そして迷う。
延々と迷う。
側から見てるとイライラするのだが、自分も似たようなものだったと気付いて思い直すのであった…。
先日のこと。
仕事で使う、あれば便利な機材を買おうと検討中のダーリン。
例に漏れず調べまくった結果、いくつかのパターンが出来上がった。
- 純正の商品で安心。今持っている機材との相性も心配なし。軽い。日本製。約60,000円
- 社外品。今持っている機材との相性は保障されていないがおそらく安心。ちょっと重い。外国製。約50,000円。
- 社外品。今持っている機材との相性は保証されていないがおそらく使える。でも壊れるかもしれない。かなり重いがとにかく安い。外国製。約30,000円。
わたしなら、寸分の迷いもなく1を選ぶ。
だって純正だし安心だし軽いし!
高いけど多分長く使えると思うし!
どうせ買うならいいもの買ったほうがいいよ!
と言ったら、
そういうとこすごい日本人っぽいよね。
と言われた。
どうやらわたしの言うどうせ買うならいいもの買ったほうがいいという言葉が、日本人っぽいのだそうだ。
「そうやって日本人は一番高いものを買おうとするよね」
いやいや、日本人だからいつも一番高いのを選ぶわけじゃない。
それはケースバイケースである。
「そうだけど、日本人はそういう選び方をする人が多い」
…うーん。そうなのか?
日本人当人だからよう分からん。
もちろん日本人の中にも安けりゃいいわい!という人はたくさんいるし、イギリス人の中にもとにかく高いほうが安心!一番高いの買う!って人もいるだろう。
わたしの身近なイギリス人は彼しかいないので、イギリス人サンプルは取れないが、とにかく日本に長く住むイギリス人は日本人のことをそう思っているらしいことがわかった。
結局、ダー様はまだ1、2、3のどれにするか決めきれていない。
毎日使うものでもないし、持ち歩くものでもないから、重い3でも問題はないと言っている。
でもわたしから言わせると、もし3を買って使えなかった(満足しなかった)場合、結局は他のを買うことになるわけで、安いと思って使った30,000円が無駄に終わる。
その心配があるかもしれないし、ないかもしれないが、あるかもしれないなら買わないのがわたし。
それでもその可能性の低さを信じて買いたい、だって安いし!と思うのがダーリン。
しかしわたしと付き合い始めて、ちょびっと「日本人っぽく」なったことで選択肢が広がり、余計悩む羽目になったのであった。
今日も朝から出勤前にその機械をレビューしているYouTubeを見まくっていた。
おそらく今夜もまだ決まらないであろう。
わたしはやはり、1をすすめるがな!