つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

夫婦で趣味が合うか否かの問題

友人が、趣味を一緒に楽しめる人と結婚したいと言っていた。

趣味は一人で(もしくは趣味仲間と)楽しみたいタイプと、パートナーと楽しみたいタイプがあるが、友人は後者のタイプらしい。

皆さんはどちらのタイプだろうか?

彼氏や彼女、もしくは結婚相手を選ぶ基準がそこにあったりするのかしら?

かなり大切なポイントになっているとか…?

 

かくいうわたしは、どっちでもいいタイプ

こんなに寛容なのに結婚するまで30うん年かかったのはなぜか…(白目)。

 

そんな話はさておき、夫と付き合う前は、趣味が合う人と結婚したいと思っていた。

付き合う人にも、そういうわかりやすい一致を求めていたし、そのわかりやすさが判断材料でもあった。

好きな音楽、好きな映画、好きなテレビ、好きな本。

休みの日にすることや行きたい旅行先。

おんなじような趣向の人がいいなぁなどと思っていたものだ。

 

しかし、そうは問屋が卸さないのが現実っちゅうもんである。

そして仮にそういう人が現れたとしても、好きになれるかどうかはまた別の話。

 

わたしの場合、夫とはまるっきり趣味が合わない

夫は完全なるアウトドア派。そこに山があれば登るタイプ。

わたしはインドア派。そこにコタツがあれば入るタイプ。

 

音楽の好みもまったく合わない。夫が聴く音楽は全部同じに聴こえる。

わたしが行きたいと思うお店は夫にとっては興味なしの範疇。

 

これでよく結婚したなと思うのだが、夫と付き合い始めて初めて自分の興味のないこともやってみようかなと思えるようになった。

家でゴロゴロするのが好きなわたしが、外に出て体を動かすことがちょびっとだけだが、楽しいと思っている始末。

これはわたしにしてはなかなかの進歩である。

 

 

だけどやっぱり、夫婦が一緒に趣味を楽しめなくてもいいと思う。

いつも一緒にいる必要はないし、好きなことを一緒に楽しめないからといって、何か問題でも?

人生はそればかりで構成されているわけではない。

好きなことならば、ひとりの方が楽しめることもあるであろう。

 

ただ、プラスの面であれば興味のないこともやってみて損はない。

意外とハマるかもしれないし、まったく興味が沸かなければやめりゃいいこと。

外で体を動かすことは損!くらいに思っていたわたしが、やってみたら楽しいやん!と思ったのだから、「意外と〜」は結構な頻度であるかもしれぬ。

 

それに夫はどちらかといえば好きな人をわたしと共有したいタイプであった。

だから寄り添うべきはわたしだと思った。

まったくもって受け付けないことや、好きなことが自分にとってマイナスにしか働かないことであればやる必要はないが、興味がない程度であれば、やってみるのも良きことだと気づいた。

もちろん相手の好きなこと全部に付き合う必要はないけど、その中のひとつくらいは興味を持ってみるのも夫婦円満の秘訣かも。

 

なんでもそうだが、頑なに断らない、拒まないことが大事。

仕事の依頼を断らず、都合のいい女になったように、なんでも一度は受け入れてみる!

これが何をやるにも大事なのだと思ったのであった。