つれづれ手帖

つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

結婚するしないの選択

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友人(アラフォー)とLINEでやり取りをしていて、流れで「結婚生活のいいところを述べてみよ」という話になった。
彼女は大手企業に勤めるバリキャリで年下の彼氏持ち。しかし結婚には興味なし、という独身貴族を絵に描いたような暮らしをしている。
彼氏が人並みに結婚に興味があったらどうすんねん、と尋ねると、そうなったら別れるかもしれへん、とのこと。
徹底しておる。

 

で、なぜ彼女が私にこんなことを尋ねるかというと、彼女からしてみればわたしも彼女と同類で(わたしは美人でもバリキャリでもないが)、結婚の気配はほぼなく生きてきたからだ。
しかしわたしが突然降って湧いたような相手と結婚したもんで、冒頭の問いに繋がるのである。

 

そう言われたわたしはまあまあ真剣に考えてみた。

 

わたしは結婚してよかったと心底思っている。
独身時代も楽しかったけれど、今の方がもっともっと楽しい。
独身時代に戻りたいかと問われたら、全力でNOである。

 

では何がそんなにいいのか?
わたしの場合は、絶対的な安心感の一言につきる。

夫がいる、パートナーがいるという安心感はこんなにも偉大なのかと思う。
もちろん喧嘩もするし、憎たらしいな!と思うこともあるけれど、それでも。

それは彼氏という存在では味わえなかったものだ。

例を挙げて書く。
まず、夫と結婚して休みの日を前にして「誰を誘って何しよう…」と悩まなくてよくなった。
こう書くといやいやちっちゃ!!めっちゃ些細!!お前独身楽しんどったんちゃうんかい!友達おらへんのかい!ってなるかもしれんけど、確かに楽しかったけど、年齢とともに遊ぶ友達は減っていくのだ。


なぜなら人は結婚していくから。


わたしは土日が仕事だったので、土日に友達と遊ぶということがそもそもあまりなかったのだが、それでも年末年始などの長期休み(クリスマスはもともとどうでもいいタイプ)はかなり暇になる。
そこのストレスはめちゃめちゃあった。
一日中家でダラダラしていたらものすごく虚しくなる。かと言って誰を誘おうか悩む。誘いがないわけではないが、その人と毎日会うかと言えばそうではない。
しばらく彼氏もいなかったので、暇な独身の友人とつるむことになる。
それはそれで楽しい。もちろん。しかし、自分の心が穏やかではないがゆえに、「だが」という感じは拭えない。
さらに後から謎の不安が押し寄せる。

この不安は、将来への漠然とした不安である。
このまま老いていけばもっともっと暇になり、楽しいはずの休みを前にしてストレスが溜まるとか絶対いや!!!しかしどうしたら!!!という焦りに襲われていた。
 

あああ、今書いていても恐怖。絶対戻りたくない。


ちなみにちょびっと話しがそれるが、わたしは、だからといって婚活をしていたわけでもなくて、むしろ婚活すらしていなかった人間である。
婚活なんて…と斜に構えていたので、出会いを自ら棒に振っていたタイプ。
それで相当無駄な日々を過ごしてきたのだけど、この辺りのことはまた別の機会に。


話を戻して。
そんなわけで実はわたしは、独身を謳歌していると言いつつも、実は謳歌しきれていなかったのである
彼女とわたしの違いはもしかしたらそこかもしれない。

彼女が結婚に価値を見出せないのは、今の暮らしを心から楽しんでいるからであって、この生活を手放したくないと思っているから。
わたしは表面では今が楽しいよ〜!と偽りながら、心の奥底ではものすごくさみしいと思っていた
その違いこそが、わたしが既婚で、彼女が独身という結果だろう。

 

わたしにとって結婚はいいものだけど、彼女にそれを強要するつもりはない。
なぜなら彼女は結婚は必要ないと思っているし、毎日がとても充実しているからだ。
所詮、結婚なんていうものは、必ずしもしなければならないものではなく、さらには万人にとっていいものでもないということだ。