まだまだ外国人に厳しい社会
夫が一人で住んでいた家に転がり込み、そして結婚してしばらくが過ぎたころ。
二人で住むには十分な広さがあったし何より安かったので、多少の不便もしょうがないと思っていたわたしに反して、新しいところに引っ越したい!ぜったい!と譲らない男。
夫の思いは真剣そのもの。根気よく家を探し続け、場所的にも予算的にも申し分のない物件に出会ったのが2019年の秋。それから銀行の審査、契約、引越しと目まぐるしい日々が続いて、ようやくホッと一息つきました。
いやーーーーー。
けっこう大変やったで。
以前、こんな記事を書いたのだけど…
日本に多くの外国人が住むようになったとは言え、まだまだ多様化していない日本のシステム。今回それをいやというほど実感させられました。
メガバンクですら最初から最後まで英語でやりとりしてくれるサービスはない。
とあるメガバンクは永住権なしでもローンが組めますというのが謳い文句なのに、約款が読めて理解できることが条件だったりして。
約款読めるレベルってどんだけですか!日本人だって100%理解しているかと聞かれたら…甚だあやしいよ。わたしは理解できてません(きっぱり)。
当たり前のように「約款読めますか?」と聞かれ、「いや約款はちょっと…」と言うと「読み書きができないということですか?」と言われるんですよ、これほんとの話。
いやいやいや。ほんまに貸す気あるんかいな。
夫と結婚していなければ、そこらじゅうにいる外国人を見て「日本も国際化してきたなぁ」なんて呑気に思っていただけだったけど、いざ自分が直面してみて初めて、まだまだ日本は外国人に優しい社会じゃないなってつくづく思いました。
家購入記はまた追い追いに。