つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

接客を優しさと勘違いした話

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最近のお気に入りラジオ「over the sun」。

ジェーン・スーさんと堀井美香さんがMCのpodcast番組なのだが、先日の「中年と片想い」を聴いて、わかるー!と悶絶、爆笑したので記す。

 

リスナーメールの中に聞き逃せない2つのエピソード。

 

「マッサージの先生を好きになる」

「親身に話を聞いてくれた弁護士を好きになる」

 

でた!

「いや、それ仕事だから」案件!!

 

わかっちゃいるけど、ちょっと優しくされるとうっかり勘違いして好きになってしまうの、すごくわかるし自分もそれを通ったことがあるー!わかるー!!
読み上げられるメールのなかの、見事な勘違いからの玉砕の流れに激しく共感。そして思い出す、アホだった独身時代の自分…。

 

わたしもその昔、自分の体を整えてくれた整体師の先生に、恋なのかなんなのか(いや当時は完全に恋だと思っていた)は!!!この人いい!!!という気持ちを抱いたことがある。
向こうは仕事だからそりゃ優しくする(背術なw)わけで、わたしだけの手ではないことは冷静になればわかるし、今となったらギャグでしかないのだけど、当時のわたしは非常に疲れていて、その人にハマるには基盤が整いすぎていた。

みるみるうちに体が変わり、元気になって、ハツラツとした自分。
「あの人のおかげ!」「独り占めしたい!」と思うには十分で、そして十分痛かった。恥。

 

結局告白寸前までのぼせあがったけれど、ひょんなことがきっかけで相手に彼女がいることがわかった、まではいいものの、彼女の存在をお客さんにはひた隠しにし、彼女なんてずっといないんですよ〜と言っていたクズ野郎だったことが同時に判明し一気に冷めた。
そうやって自分をシングルだとアピールすることで、女性客が寄ってくることをわかっていた人だったのだ。
わたしよりも何枚も上手だった。

 

わたしは彼の背術もそうだけど、下心を持ちながら通っていた。いくらお金を落としたか計算したくもない。あーー!!
からしたらわたしは鴨がネギを背負ってきだだけでなく、鍋から出汁から何もかも背負ってきた状態だったわけだ。

 

やはり身も心も健全で健康でないと、自分の視界が悪くなっている。
いい出会いとぶつかるためにはまずは自分を整えないと。
そのために通った整体で沼に落ちそうになったけど、すっかり元気になったことで目が覚めたとも思っているので、ある意味感謝はしているのであった。


 

めっちゃ久々に書いたー(笑)