つれづれ手帖 -イギリス人との国際結婚ライフ-

つれづれ手帖 - イギリス人との国際結婚ライフ -

日本の田舎でイギリス人の夫と二人暮らし。いたってふつうの日常、英語、どうでもいいことなど。

アラフォーの婚活事情

わたしの周りにいるアラフォー独身女子は、2パターンに分かれる。


・めっちゃ頑張って婚活している。

・自然の出会いを求め、普通の生活を送っている。

 

わたし的に後者は「ない」と思っているのだけど、そういう人ほど散々っぱら男の人にダメ出しする傾向があるので注意が必要。

 

さて。先日の話。
婚活疲れ中だという女性(アラフォー)と話す機会があった。

なんで初対面の人とそんな話になったのか、あまりよく覚えてないけれど、わたしが既婚者だと知った彼女が「いつ結婚したの?」「どうやって知り合ったの?」と尋ねてきたあたりからそんな話題になったように思う。

 

彼女曰く、アラフォーともなると、合コンもあまり誘われなくなった、と言う。
ご近所の世話好きおばさんが持ってくるお見合いの写真を見て凹み、婚活パーティーに行って凹み、昔の恋愛を思い出し今の現状を見つめては凹み、40歳になるまでに結婚できなかったら一生独身でもいい、と思うことにさらに凹む…ということであった。

 

「婚活の場でわたしの前に現れるのは、ウエストの位置が高いズボン履いてて、目もあんまり合わせてくれなくて、女の人にも慣れてなくて、友達もあまりいなさそうで、人付き合いも下手で、話も面白くない人ばっかり。
わたしの人生の中でいなかったような人たちやねん。
つまりそれは、わたしの年齢やスペックで釣り合う人っていうのは、そういう人なんだよって言われてるみたいで…っていうかそういうことなんやろうけど、それは頭では分かってんねん!
でもでもでもでもどうしても2回会ってみようって気持ちにどうしてもなられへんねんーーーー!!!(そして盛大なため息)」

そしてその結果「もう一生独身でもよかばい!!!」という結果になるのだとか。

 

 

……言うてることはすごいわかるぞ!!!

 

 

「婚活って条件が必要やん?たとえば、年収がいくら以上で、学歴はこのくらい、相手の容姿や年齢制限とかも。そういうのがはっきり言える人は、婚活のシステムってすごく理にかなってる。でも、わたしみたいに、一緒にいて楽しい人であれば…、なんていうふわっとした条件挙げてるのが一番あかんねん。好みのタイプは好きになった人、なんて、超不利。でも本当やねんもん、どうしたらええんや〜〜!!」

 

それ、婚活の教科書に書いてるー!!(かどうかは知らんけど)

 

 

わたしも30を過ぎてから、そういう悩みを抱えて生きてきた類の一人なので、彼女が言ってることはすごくよくわかる。
合コンや婚活パーティーに行ってはなんか違うと愚痴を言い、何もしないことにも焦りを感じ、それなのにこじらせまくってて積極的になれず、人見知りも発動し…最終的に「好きって何!?」とか言い出す始末だった。

というか、ほんまに迷走しててん。

 

そんなときにわたしがやったことの一つは「環境を変えること」。

わたしの場合は、会社を辞めてフリーランスになること、であった。
10年以上在籍した会社を円満退社し、フリーとして出発。
わたしがひっそり心に掲げていたことは「新しい人と仕事をする」ということだった。
10年以上のキャリアがあれば、人脈もあった。
しかし、そこから仕事をもらうのではフリーになった意味がない。
新しい人と出会い、仕事ができるということが、フリーの醍醐味だと思ったのである。

それはもちろん簡単ではなかったけれど、なかなか楽しんでやっていた。
わたしを知らない人と仕事をすることは、とても新鮮で刺激的だったし、自分がステップアップしているという感覚が手に取るようにわかった。

 

そんなときにのちに夫となる彼とひょっこり出会ったのである。
付き合うことになれば遠距離恋愛になることはわかっていたが、それでも踏み出してみようと思ったのは、わたしがフリーランスであったことも大きな要素のひとつ。

 

わたしの仕事の都合さえつけば、わたしが会いに行けばいいし、彼が会いに来てくれるときも、わたしは仕事を休む必要もない。

わたしが会社員だったら、この出会いすらなかったかもしれないし、もしあったとしてもそこから先に進むことは100%と言っていいほどなかったと思う。

仕事を辞めたときはこの働き方が、自分の恋愛を助けるとは微塵も思ってなかったけれど、結果的にすごくよかったと言える。

 

そこからはトントン拍子でことが進み、今に至る。

結局何が言いたいかと言うと、何か新しいことを求めるときは、直接そこに繋がらないようなことでもいいから、新しい環境に飛び込むこともひとつの手だということ。

・仕事を変える

・住まいを変える

・習いごとを始める

・新しい趣味を見つける

などなど、なんでもよいのだ。

 

自分の気持ちを変えることが、男女問わずに新しい人たちと出会う手っ取り早い方法だと思っている。

 

で、その婚活疲れをしている人の話に戻るねんけど、
婚活に疲れまくって第三者のどんなアドバイスにも「でも」「いや」「わかってるけど」「無理」という言葉で切り捨てていくのが過去のわたしを見ているようで、そしてそう言いたくなる気持ちも手に取るようにわかって…

 

めっっっちゃ切なかった!!!

 

結局彼女に刺さるアドバイスもできず、話はそれていき終了。

アラフォーの婚活事情を目の当たりにした梅雨の日であった。