最近観た映画まとめ
考えさせられる映画や芸術性が高い映画が好きなダーリン。
いわゆる分かりやすいヒット映画には興味なし。
一方わたしは、映画に考えさせられたくないし、そもそもあんまり映画を観ない。
相入れることなかれ…。
というか、わたしのオススメするものをほぼ信用していないダーリンは、わたしがこれ観ようと言ってもほぼ無視する(ひどい)。
結局いつもダーリンが観たいというものを観るので、不本意に考えさせられたりアートに触れたりしているわたし。
ここ最近で観た映画は以下。
裏窓 Rear Window
制作:1954年 監督:アルフレッド・ヒッチコック
<あらすじ>
カメラマンの主人公は足を骨折し、自室で療養中。彼の楽しみは窓から見える中庭とアパートの住人の観察であった。
あるとき、とある家庭の病床の妻がいなくなっていることに気づいた主人公は、ある仮説を立て、恋人とともに調べ始める…。
<感想>
まず、ヒッチコックの作品を初めて観たわたし。さすがに名前は知っている。
率直な感想は、昔の映画だな…(感想がひどい)。
しかしこれは昭和29年作、つまり戦後から9年後に日本で同じようなクオリティの映画を作れましたか?と聞かれたらおそらくノーであろう。
アメリカおそるべしである。
そしてまるで舞台を見ているような作り方であった。
セットを組んでステージの上で演技しているような感じで、めずらしいなぁと思った。
あと、終わる寸前まで、主人公の妄想で突き進められていると思っていたわたしにとって、ある意味「えー!!」という終わり方であった。
おとなのけんか Carnage
制作:2011年 監督:ロマン・ポランスキー
<あらすじ>
同級生を殴り怪我をさせてしまった男の子の両親と、その被害者の両親の4人は、子供の喧嘩を収めるために「大人らしく」友好的に場を収めようとするのだが…。
<感想>
面白かった!わかりやすい!
4人のみで繰り広げられる会話劇。全員が全員、違う種類の「人をイラっとさせる」ものを持っている。
最初は友好的に話を進めようとするのだけど、あれよあれよという間に互いが互いを罵り合うまでに発展。
しかも最初は夫婦たい夫婦だったのに、それぞれの夫婦が夫対妻で戦いはじめるのもまた観ていて楽しかった。
夫婦間あるある感も満載である。
アーティスト The Artist
制作:2011年 監督:ミシェル・アナザヴィシウス
<あらすじ>
サイレント映画の時代が終わり、スターが陥落していく様と、それと反比例するようにスターにのし上がっていく若手女優とのロマンス。
<感想>
いやー今更ですかね?というか全部今更感満載の有名映画ばかりですみません。
アカデミー賞5部門受賞のこの映画。映画観ない人間のわたしもさすがにこれは知っていた(観てなかったけど)。
この映画も、当時を再現するためにモノクロでセリフなし、音楽のみ。
最初はどうやってストーリーを理解していくの?と思っていたけど、わかるもんだなー。
セリフなくても感動するし笑えるし。
映画ってすごい!(語彙!)