つれづれ手帖 -イギリス人との国際結婚ライフ-

つれづれ手帖 - イギリス人との国際結婚ライフ -

日本の田舎でイギリス人の夫と二人暮らし。いたってふつうの日常、英語、どうでもいいことなど。

住めば住むほど価値が上がるイギリスの家

昨夜はびっくりするくらい眠れんかった。

もともと寝つきがスーパーいい方ではないのだけど(しかしいいときはいい)、それにしても昨日はあかんかった。
夫の寝息とかが気になりだして。
いやで気になるわけじゃなくて、寝息を集中して聞いてしまってリズムを取ったり。スー、スー、スー、みたいな。何してんねん。

 

引っ越しを目論んでいるわたしたち夫婦。狙うは中古のいい感じの戸建。
土地から買って新築を建てるつもりはない。
なので日々物件を探しては、うーん、ないな。と言い続けているのだが…。


物件を探しているうちに、イギリスの家と、日本の家とでは価値観がぜんぜんちがうということに気づいた。

住んだその日からどんどん価値が下がっていく日本の家に比べて、イギリスの家は住めば住むほど、味が出るという意味で価値が上がっていくらしい。

 

夫の家は築100年くらいの家だけど、気になったところはDIYでペンキを塗り直したり、プチリフォームを自分たちで繰り返し、より住みやすい家へと変化を遂げている。

ライフスタイルが変われば住まいもそのように変わっていくのだ。

現に夫が学生時代に自室として使っていた部屋は、綺麗に壁が塗り替えられ、シャワールームもリフォーム、シンプルなゲストルームへと変貌している。
(夫が使っていた頃の写真を見せてもらったけど、ガチャガチャしたおもちゃ箱みたいな部屋だった)

 

日本は新しければ新しいほど良いとされる考え方がまだまだ根強くて、古民家再生なんてのが流行ってはいるけれど、そんなのを実行できるのはごく一部の人たち。
それにリフォームできるような古民家が現存として残っていて、なおかつ中古で売りに出ているかと言われたら、数も少ないわけで…。

そもそも中古物件や、賃貸を探すときもできるだけ新しいものを探す人がほとんどだと思う。
かくいうわたしももそうだしな。

そもそも日本の住宅における考え方が、新しいほど価値がある、ということになってしまってるからね。もう仕方があるまい。

 

そんなわけで、日本の物件サイトを眺めながら、
「日本の小さい住宅は全部作りやデザインが同じでつまんない」と、めっちゃディスってくる。

「庭も狭いし、キッチンもオーブンついてないし」

「そもそもなんで年数が経って価値が下がるの?」

…すまん、それが日本やねん。

住宅までも使い捨てるんや。神社仏閣とは別と考えてくれ。

 

果たして夫のお眼鏡に叶う物件は、早々に見つかるのだろうか…。

わたしははよ引っ越したいぞ。