つれづれ手帖

アラフォー。純ジャパ。国際結婚。

アメリカのドラマ「Curb your Enthusiasm」

一緒に暮らし始めて、日本の地上波の番組を見なくなった。

というか、物理的に見れないので見たくても見れぬのが現状。 

なぜなら、テレビはあるけど、アンテナがないため、地上波が映らないから。単純明快である。

彼は日本のテレビは見ないので、必要がない。

しかし、わたしは生粋のテレビっ子。テレビとともに育ってきた。朝起きて寝るまでテレビがついている。テレビはBGMだった。真剣に見ているかと言えばそうではない。ぼんやりと無になって見れるのがテレビの醍醐味というものだ。

 

とはいえそんなことも言ってられぬ。

テレビがない(地上波が映らない)家で住むことになったのだから仕方あるまい。

郷に入っては郷に従え。

人生においてもっともどうでもいい情報をだらだら見ることが楽しいのだが、彼はそれがまったく理解できないタイプの人間なので、わたしの真の姿を見ることなく同居生活が始まったのはある意味不幸中の幸いか。

しかし今は、ありがたいことにオンラインでいろんなテレビが見られる時代。

そりゃ以前のようにリアルタイムで見られるものはぐんと減ったけど意外と退屈せずに過ごせているから、案外習慣なんてものはどうにでもなるものだ。

 

さて、そんなわたしが今、amazon primeでほぼタダ同然で見ている海外ドラマがある。

彼が学生時代から繰り返し見ているということでオススメされた。

 

それがこちら。

 

ズボンのテント

ズボンのテント

 

 

Curb your Enthusiasm

(邦題 : ラリーのミッドライフ☆クライシス)

 

シーズン1の第1話のタイトルもアレだが、何よりも番組の邦題のダサさにおののく。

なぜこの邦題にしたのか、しかも見始めると分かるが“そんな感じ”じゃないから余計違和感がある。

ちなみに、わたしはこの番組はまったく知らなかった。それもそのはず、日本ではDVD化すらされておらず、CSの放送でのみ見ることができたらしい。

 

大まかなあらすじのみ決めて、あとは俳優陣の即興芝居で行われているというこのドラマ。それを知ってから見ると余計おもしろい。
アメリカならではの下ネタ満載、ブラックジョークも盛りだくさん。
ただ残念なのが、日本語字幕だけで見ると、そこまで笑えないのである…。 

わたしは英語で聞き、字幕も読んでいるので、隣でイギリス人の彼がゲラゲラ笑っている意味がわかるのだが、日本語字幕だけを追いかけていると
「なんでこの人こんな笑ってんの?」
という現象が起きる。

 

そもそもイギリス人の笑いのツボと、日本人の笑いのツボは全然違うので、イギリス人のいう「おもしろいから見て!」は、コメディに対してはあまり信用していない。
イギリス人がおもしくないわけでなく、ただ単に国民性や嗜好の問題である。

でもこの「Curb your Enthusiasm」はわたし的に大ヒット!
アメリカンジョーク、アメリカンコメディが好きな人は是非チェックしてみてください。